『イコール』は、橘川幸夫、久恒啓一、田原真人の3人の編集長によって創刊されたコミュニティ生成マガジンです。
執筆者の原稿料は無料。一緒に未来を模索している仲間に声をかけ、その人が書きたい記事を書いてもらいます。関係性をベースにして雑誌ができていくと同時に、雑誌を通して関係性が育まれて行きます。この雑誌発行の方法を「コミュニティ生成マガジン」と呼んでいます。
各編集長は、それぞれのコミュニティやネットワークを持ち、独自のテーマで雑誌を編纂していきますので、各号で色合いが大きく変わっていきます。橘川幸夫は年に4回発行、久恒啓一と田原真人は年に2回の発行を予定しています。
田原真人責任編集号『イコール』
田原真人は、東日本大震災をきっかけにマレーシアに移住し、クアラルンプールに1年、ペナン島に10年住み、コロナパンデミックをきっかけに日本に帰国しました。その体験をもとに、異なる民族、言語、宗教などを持つ私たちが、その違いによって分断するのではなく、その違いを祝福する形で共生するにはどうしたらよいかを考えるようになりました。
戦いの勝者が、自分に有利なフレームワークを作って世界を画一化していくグローバリズムの方法は、人間と自然の阻害の入れ子構造を創り出しています。それぞれが個別性を持ちながら、全体として高次元の調和をもたらすプラネタリーの方法が、次の社会で模索すべき原理なのではないでしょうか。
その未来社会のイメージを、雑誌というかたちで具体的にしていきたいというのが、田原真人責任編集号『イコール』（田原イコール）です。
田原イコールでは、世界各地の友人（未来の友人も含む）に原稿を依頼し、その人が得意な言語で書いてもらいます。雑誌の各ページにQRコードを貼り、読者は多言語にAI翻訳したWebページにアクセスして自分の言語で読むことができます。どこかに合わせるのではなく、お互いが壁を乗り越えて相互理解へ向かっていく未来をイメージして展開していきます。
「イコール」のバックナンバー
イコール00号 橘川幸夫責任編集号
イコール01号 橘川幸夫責任編集号
イコール02号 橘川幸夫責任編集号
イコール03号 田原真人責任編集号
